友人と平日に休みを取り、茨城県ひたちなか市にある阿字ヶ浦の磯前漁港に釣りに出かける。
1月~3月の寒かった時期はエサすらとられないもあったポイントだが、友人曰く夏の時期はチヌ・カサゴ・メバルが釣れ、クロダイ狙いのフカセ釣りも有名ところらしい。
先月はまぐれだろうけど季節外れのアイナメを釣り上げたポイントでもある。
参照:2018年4月某日 茨城県ひたちなか・阿字ヶ浦でアイナメ・タケノコメバルを堤防で釣りあげる
当日は11時頃に磯前漁港に到着。さっそくいつものタイコリールのセットにイソメをつけて状況を探る。お昼頃は引潮の時間で水深が浅い。高い堤防から完全に水底が見えてしまっている。これではあまり期待できなそうにないなと思っていたら、案の上開始2時間は全くアタリのない状況が続く。
午後2時前にテトラに垂らしておいた友人の竿がビビッとヒットする。釣り上げてみると、小型のドンコだった。10cmにもならない小型だったので、食べられないと思いコイツはリリース。立て続けに僕の竿にもわずかに魚の振動が伝わる。コチだ。砂浜がある平磯周辺ので時たま釣れることがあるらしい。料理すれば非常に美味らしいのだが、あまりにも小さいので将来大型になった時に釣れることを祈ってこちらも海に逃がす。
それから数時間ほどエサすらとられない時間がひたすら続く。
途中椅子を出してきて座ったまま眠ってしまった。5月も中旬だったので日差しがキツく何もしなくても汗ばむ陽気だったが、釣れない釣りほど眠くなるものはない。
目が覚めると、夕方4時過ぎ。夕まずめから一気に状況は急変する。
水面をのぞくと青物の魚群が足元にうじゃうじゃと泳いでいる。昼間の時間帯に全く釣れずに帰っていた人から頂戴したオキアミを開けて昨夏から未開封だったサビキセットを引っ張りでして投げ込んでみる。
魚群の正体はサバだった。
それからは文字通り入れ食い状態。
サビキを落とすたびに釣れる釣れる。オキアミ付けてない針にまでサバがかかる始末。結局この大フィーバーは1時間ほど続く。
サバの群れが落ち着いたころ、すっかり暗くなった水面に大きな魚影が見える。サバの当たりは減ったものの、あきらめずにサビキを投げ続けていると大物があたる。やっとこさ高い堤防から引き揚げてみると、正体はボラだった。
小サバを追ってきて港内に泳いできたのか。海のボラは食べればほんとに美味しいらしいのだが、ウロコがしつこそうなのでこいつはリリース。サビキの仕掛けがとげとげしい体に絡まってしまい捨てることに。
この日は6時過ぎに終了。釣ったサバを数えてみると、なんと41匹。サイズはともかく数だけでいったら自己ベストの記録だった。
家に帰ってから、サバはすべて調理。頭と内臓を取り出して素揚げして、南蛮漬けに。
これからの季節、ますます釣果が期待できそうだ。
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