この日はいつも行くメンバーが都合がつかず一人での釣りとなった。港までの道中にエサは調達。茨城県や千葉県の海沿いのドラッグストアにはなぜか釣り具が置かれている店が多い。ドラッグストアは大抵12時まで営業しているので夜釣りに出かける時には重宝する。
この日のエサは定番のイソメにオキアミMサイズ。最近はめっきり水温が上がってきたせいか、堤防沿いにサビキで狙える小サバや小アジが出没するので釣り逃さないようエサは二種類ほど用意しておく。(関連記事:2018年5月 茨城県・ひたちなか市阿字ヶ浦 サビキ仕掛けで小サバが大量に釣れた件)
夜の0時過ぎに釣り場に到着。
翌日が休みの日だったこともあり、夜中でも釣り人で賑わっていた。自分の後からも夜釣りをしようと車が湾港内に押し寄せてきた。
自分は実績のあるポイントである製氷工場の裏に車を陣取って釣り開始。
開始30分。いつものへち釣りをしていると竿にピクピクとアタリが。魚の感触が確実に手に伝わるものの、食いつきが浅く数回バラしてしまう。
バラしが続いたのでここで針のサイズを変更。いつものタイコリールに付けているのは4号のチヌ針。
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2号のブラクリ仕掛けを取り出して、針のサイズを一気に小さくしてみる。小さい針にイソメを付けるのに四苦八苦するところだが、ピンセットを使って何とか通し掛けにする。
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すると、2回垂らしたところでヒット。今度はしっかり魚が針まで飲み込んだ。、
エサを付いていたのは小さいドンコだった。
その後も3時まではドンコが小刻みに釣れる。どれも10cmぐらいのサイズなのでリリース。3時過ぎからはアタリがピタッと止まってしまったのでここで仮眠。
目覚めると朝の7時前。周りはすっかり陽が昇っていた。岸に立ち水面を見下ろすと、サバの魚群が襲来していた。
ここですかさずサビキの準備。オキアミを買っておいてよかった。ここからはサバを爆釣。この間よりも魚の飲み込みが甘かったものの、8時過ぎまで魚群の襲来があり、計22匹を釣り上げることに成功。
9時前にこの日は切り上げ。余ったエサは隣でやっていた家族にすべておすそわけ。釣れた日は気分がいいので良いことをしたくなるものだ。眠たい目をこすりながら車を飛ばし、家に帰ってから釣ってきたサバの下処理をする。暑くなればなるほど魚の劣化は早い。下処理だけは早めに終わらせる。
下処理したサバは夜ごはんとしてすべて南蛮漬けに。今回は鷹の爪も入れてピリ辛の味付け。ピリッとした食味が暑い季節でも食欲そそる。自分で釣った魚をおかずにするのが楽しく辞められない。
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