2018年4月 茨城県・那珂湊港で夜釣り 春のハゼ祭りとなった件

4月某日。茨城県・那珂湊で夜釣りを決行した時の話。

 僕の仕事は4月後半から突如忙しくなる。新年度そうそうに開かれた職場の飲み会にて、「今のうちに釣り貯めしたこうぜ」と盛り上がる。酒がすすんでいたせいもあって、相模半島まで繰り出そうとか、はては2連休を目一杯に使って岩手まで釣り旅行だとかおよそ実行できなさそうなプランまで飛び出す。このままじゃ、宴会のネタ話で終わってしまうと思ったのが、ベテランアングラーの先輩。千葉県にある外房の勝浦の方は昔から魚影が濃い。ルアーを投げてもいいし、エサ釣りで根魚狙うのもアリとのこと。五目釣りを基本としている僕たちにとってはもってこいの場所なようだ。ということで、金曜の夜から土曜の朝がたまで勝浦に出かけようということに。
 しかし、金曜当日。天気予報は夜から小雨。多少の小雨なら我慢すればと考えるも、春特有の強風が吹きつける。勤務中、高速道路を走っていたが、僕の愛車カローラバンも横からの風にあおられ直進性を失う。これでは釣りにならないということで已む無く全メンバーに中止の連絡。といっても、釣りに行きたい衝動は抑えられず、有志メンバーのみで比較的風速の弱かった那珂湊港で夜釣りを決行することに。




言わずと知れた茨城の人気釣り場である那珂湊漁港。足場もよく車も釣り場の脇にべたづけが可能で、付近にはおさかな市場や水族館などの観光地もありファミリーフィッシングにも最適な場所だ。
夜20時頃に漁港に到着。大洗ICで高速を降りるとずいぶんと風も弱まり、海は穏やかな感じだ。当日の夜は少し肌寒かったものの、最近はめっきり春らしい陽気となり夜釣りの同志たちもチラホラ。



さっそく仕掛けをセットして釣り開始。
まずはタイコリールを使ったヘチ釣りで釣り場の状況を調査。ちなみに、愛用のセットはコチラ。


by カエレバ
ボタンクラッチ付きで落とし釣りで使いやすさが抜群。ハンドルは左巻にセット。ちなみに、この竿に常にセット。

by カエレバ
画像は分割式になっているが、現物は振出し竿。タイコリールは投げ釣りが構造上できないので、中通しのオモリ、サルカン、3号のチヌ針を常に付けている。穴釣りの時のためにもう少し短めの竿でもよかったと思うが、アマゾンのセール中にリール2000円、竿1900円と4000円以下の激安価格で揃えられるオススメの装備。とりあえずこいつにイソメを付けて探ってみる。
落としてすぐにヒットあり。クッと合わせて巻き上げてみると、良サイズのハゼが掛かっていた。


海面をみると、大量の魚群が回遊。おそらくボラだろう。ボラがいると釣れないなんて迷信もあったりするが、ルアーロッドにケイテックのシャッドテールのワームをひっかけて投げてみる。ちなみに、このケイテックのシャッドテールは僕に釣りを教えてくれた友人がオススメしているワーム。なんでもこのワームなら淡水でも海水でも釣れない魚はないとのこと。たしかに、夏場はこのワームでアジやらアナゴなんかはよく釣れた。冬場はあまりこのワームで狙う魚が減っていたので、久しぶりの出番だった。
by カエレバ

シャッドテールはジグ単で1時間ほど投げてみるが、当たりなし。鈴を付けて落としていたタイコリールは時折、鈴が鳴るもハゼばかり。相変わらず魚群の群れが絶えないので、魚群を狙った大物がかかるのを期待して、メタルジグに付け替えて投げてみる。しかし、ヒットはなし。
 結局、22時頃まで粘るもミニドンコが一匹のみ。これ以上粘ってもということでこの日は撤収。この日のお持ち帰りは、大サイズのハゼ3匹のみ。翌日のお昼に天ぷらにしておいしくいただいた。


釣果はさみしかったのものの、ハゼはうまい。もしかしたら、一番好きな魚かもしれない。ハゼなら20匹ぐらいは欲しいところ。
暖かい季節になったので、これからは夜釣りや朝釣りを頑張ろうと思う。

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